足裏にクリームを塗る女性

皮膚に対してかゆみが生じるというのは、体の免疫機能により防衛しようという体の中の防衛反応の表れです。特に足の裏などにかゆみを生じているということであれば、水虫であることを疑ったほうがいいです。体の中に入り込んだ見知らぬ菌を追い出そうということで、かゆみという形で表れています。自覚症状が現れているのであれば、おかしいと思うでしょうから、皮膚科医にかかって原因を突き止めた方が健康のためにもいいことです。

水虫の主な症状

かゆみなどに悩まされた足というのは、足に起こる不快症状ということで水虫に発症している可能性が高いです。可能性が高いとはいっても、別の皮膚病の可能性もありますので、原因となる白癬菌が存在しているのかどうかを確認する必要があり、実際に存在しているのならば、水虫だと判断を付けることが可能になります。

具体的な症状というのはまちまちになり、かゆみを必ず生じるのかというと実はそういう訳ではありません。自覚症状の現れ方がまちまちだというのが特徴です。一般的には足であれば指の間やかかと、足の裏などに起こることがあり、皮がむけたり、ジュクジュクとしたり、水疱が出来たり、ひび割れが出来たりとまちまちです。ただ、最初にできる箇所というのは足の裏であるケースがとても多いということになります。

足の裏にできている段階でいち早く治療をしていれば、他の部位に遷移するということはなくなりますが、放置しているのであれば、もっと別の場所に発症することになります。足の裏の次は爪に遷移することが多いですが、爪に遷移してしまうとなかなか治療をするのに時間がかかるというのが正直なところです。爪には神経が通っていませんので、そこに侵入したからと言って痛みやかゆみが生じません。自覚症状が無いことが多いので、気づいたときにはひどくなっている状態になることが多いです。

爪だけでなく、体毛がある部位や髪の毛、手などにも発症する可能性があります。全体に広がっていくとなると余計に治りが遅くなり、対象範囲を絞ることができませんので、皮膚科医にかかってどのようにして対処したほうがいいのか相談をするべきです。全体に広がってくると、塗り薬ではなく飲み薬で対処をすることになります。

治療する場合は、特に自覚症状がなくても治療は継続し続ける必要があります。治療を進めるとすぐにかゆみなどの自覚症状が無くなることがあります。ただ、自覚症状が無かったとしても、白癬菌がまだ残っていることが多いので、高温多湿な環境で不潔にしていると再び感染するということです。再発を繰り返すことによって全身に感染するということです。完全に菌が亡くなるまでは治療を徹底的に行うということでしか、完治することは無いと言ってもいいでしょう。

水虫の気になる原因

水虫というのは感染症になりますので、何らかの菌に感染しないことには発症するということはありません。白癬菌の感染が原因となって起こるということです。白癬菌はカビの一種で、皮膚の角質や髪の毛、体毛などに存在するケラチンを栄養源にして感染します。そのため足などケラチンが多く存在するところを中心として感染するということになります。

白癬菌は人体に元々存在するのかというとそういう訳ではありません。何らかの原因で菌が発生して人体に感染するということです。靴の中や多くの人が裸足で歩いた場所、風呂場などの脱衣場、ジムやプールなどに存在する可能性が高いです。公共の場所だけでなく、家庭内であっても存在する可能性があるので警戒する必要があります。

白癬菌は高温多湿な環境を好みます。それに該当するのが靴の中で、不衛生になっていると菌が繁殖しやすくなり、水虫に発症するということにもなりかねません。特に革靴で1日中過ごしていると、菌が繁殖しやすくなりますので、適度に乾燥させて通気性を良くするべきです。皮靴も確かに通気性が悪いですが、それ以上に悪いブーツや長靴についてもファッションという理由だけで履き続けるのは決していいことではありません。

ケラチンが存在する部位であれば白癬菌が遷移する可能性があるわけですが、白癬菌が遷移したらすぐに発症するかというとそういう訳ではないです。白癬菌はすぐに皮膚に入り込むというわけでは無く、24時間以内に足を洗い流すことができるのであれば、菌を落とすことが可能で、感染しないということになります。特に公共の場所で靴を脱ぐような場所に立ち入ったのであれば、すぐさま足を洗うようにしてください。それによって感染するリスクを下げることに繋がります。

白癬菌が原因となって起こりますので、何よりも菌を発生させないことが重要になります。体内にもともとあるわけではありませんので、他人からもたらされる、もしくは自分から発生させていることに起因するはずです。何らかの形で菌がもたらされたとしても、すぐに洗浄することによって感染をストップすることは可能です。洗浄することによって未然に食い止めることができれば大丈夫ですが、不潔な状態が続くと格好の餌食となって苦しむことになります。

セルフチェックをしてみよう

水虫の症状とは言っても、かゆみがあるものから無いものまでありますので、何が代表的な症状なのかはかかったことが無い人にとって、意外とわからないものです。こういう時には、薬品メーカーなどが提供しているセルフチェックをしてみるのがいいでしょう。実際にチェックしてみると、もしかするとそうなのではないかということで、皮膚科に行ってみるきっかけにもなります。

同じような症状が起きていたとしても、水虫でない皮膚病の可能性だって可能性としては十分にあります。なぜかというと、見た目だけではそれだと判断することはできないからです。セルフチェックをしてみたとしても、その通りなのかというとそういうわけではありませんので、セルフチェックを受けてみて、可能性があるというのであれば、医療機関に行ってみた方が早期発見・早期治療につながります。早期に発見することができれば、他人にうつることなく、自分だけで被害を食い止めることが可能ですし、他の部位にも転移せずに済むことも可能です。

セルフチェックというのは医療機関での治療に先立って行うものです。自分の体の状態がどうなのかということをチェックするために行います。自分自身が全ての病気について詳しいわけではありませんので、全ての病気のその前兆というのを知ることは難しいです。水虫についてもそれにかかって経験が無い人にとっては、その前兆について知る由もないです。だからこそ、セルフチェックを受けることに意味があるということになります。

一番最初に発症すると言われているのは足ですので、足に何か違和感を感じるということであれば、セルフチェックを受けてみるのがおすすめです。セルフチェックを受ける時には誤魔化す必要はなく、自分が起きていることについて正直にやってみてください。もしかすると大きな病気の前兆になることもありますが、早期発見できたことが素晴らしいです。早期発見できればできるほど、病気の治療にも繋がりやすいです。

自覚症状が無いからこそ、早めに見つけるためにもセルフチェックをやってみるのがいいということです。はっきりとわかる症状が出てきてからでは治療に時間がかかりますので、早期に見つけるためにも重要なことになります。該当する症状があれば医療機関にかかりましょう。

記事一覧
水虫は完治するの?

人によっては水虫は完治しないという風に言う人がいます。しかし、最近の薬の進化によってきちんと投薬する...

2020年04月18日
薄毛の原因にも!やっかいな頭皮にできる水虫

水虫と言えば足や爪にできるというのが一般的ではありますが、これらの場所にできたものが頭皮に感染して起...

2020年03月11日
水虫の感染経路を知って日ごろから対策をしよう

水虫は他人に感染する恐れがあるからこそ怖い病気になります。水虫の感染経路を知っておいたほうが対策がし...

2020年02月03日
梅雨の時期に気を付けたい小水疱型水虫というものがある

小水疱型水虫という言葉の響きには違和感があるかもしれませんが、水ぶくれができる水虫の症状だということ...

2019年12月05日
角質増殖型水虫は治りにくい?気になる症状を調査してみた

足の裏のかかとの角質が厚くガサガサしてひび割れを起こしやすいタイプの水虫のことを、角質増殖型水虫と言...

2020年01月09日
ほとんどの水虫に併発する趾間型水虫

足にできる水虫で一般的なタイプと言えば、趾間型水虫というものになります。趾間型水虫とは足の指の間にで...

2019年12月24日